2010年9月 彩の国工場に指定されました。

当初より難しいとされているAC7A・7Bから取り扱い始め、DZに関しては、開発当初より取り扱っており、約40年の経験があります。当初より材料の研究者の指導の下、職人と共に方案や溶解方法、鋳湯温度など、何度も試行錯誤を重ね、顧客の様々な要望に応じた品質の製品を造ることを可能にしました。当社の鋳物は、研究者の指導により、ピンホールもほぼ100％出来ません。AC7A・DZ・AC4CHは当社が力を入れている材料ですので、使用をお考えの際は、是非、当社で鋳造させていただきたくお待ちしております。

当社は、昭和２１年に創業し、当初は鍋や釜など焼き型のアルミ鋳物を主とし生産していました。昭和２７年に株式会社に改組すると共に、砂型鋳物（生型）に移行し、現在に至っております。
■取扱合金■
・DZ　AI-Zn-Mg系「高力アルミ鋳物」　・7A　AI-Mg系 ・4CH　AI-Si-Mg系　・その他【7B/4A/2B】など JISアルミ合金

今まで特に表立って営業活動はしておりませんでしたが、近年、周囲のお力添えもあり埼玉県中小企業振興公社主催の埼玉スーパーアリーナにおけるビジネス展示会へ毎年出展しております。こちらでも毎年新規製造先より興味を持っていただき注文に繋がっております。

当社では顧客の要求に対して、新たな提案をすることを得意としており、最大限に応えられるよう絶えず新しい発想を持ち、挑戦することをモットーとしております。
今後も、顧客の要望に応える精密砂型鋳物の提案型営業と技術力の向上に努め、更に顧客から信頼される企業風土を目指したいと考えております。

砂型鋳物は1つ1つ職人の手によって砂を込め、鋳込みを行い、製品が出来上がります。職人には長年に亘る研究心と努力、経験によって培われた知識と感・発想が必要です。また、鋳造の工程では、体力やスピードも不可欠です。それら全てを合わせ持ち、当社だから出来るという精密な仕事にプライドを持っています。