当社は、１９７０年東京都三鷹市においてフラックス製造とろう材販売を開始しました。１９７６年には埼玉県浦和市（現さいたま市桜区）に工場を設立。「連続式水素炉」を設置し、ステンレスの光輝ろう付加工を開始します。２年後に志木市へ工場を移転。チタンろう、活性金属ろうの開発を行うとともに、連続式水素炉、チタンろうの派生商品としてオールチタン製のプレート式熱交換器の製造販売も始めました。ろう付材料、ろう付設備、ろう付加工、ろう付派生商品を幅広く扱う、世界的にも珍しいろう付のトータルカンパニーとして現在に至っています。

「深化と深耕」をコンセプトに、古くからあるろう付の技術を深く掘り下げ、もっと進化させることで、ろう付を通じて社会に貢献し、お客様、従業員そしてその家族を幸せにすること目指しています。

東京ブレイズはまもなく創業から５０周年を迎えます。おかげさまでお客様や従業員にめぐまれ４９期連続黒字決算の安定経営を続けています。技術的にもレーザーろう付機や少銀ろうといった今までにない製品の開発を行うとともに、お客様の要望に応えるかたちでも日々ろう付技術を進化させ続けています。

ろう付は単なる商品・サービスの販売ではありません。お客様のニーズを把握し、お客様の要求にあったものを提供します。場合によっては、お客様に対してこちらから提案することもあります。一つ一つの案件ごとに最善となるよう、検討し、アイディアを出し、試作をし、お客様と力を合わせて進めていきます。これは無理というようなケースであっても、社員・お客様一丸となって製品化できたときの達成感は格別です。

埼玉県に工場を設立して40年以上、地元密着の企業として、埼玉県内の取引先も多く、また従業員も多くが所在地志木市をはじめとした埼玉県内の在住者です。最近では、レーザーろう付機や新しい熱交換器の開発につき埼玉県よりご支援をいただいております。